多くの人が利用しているETCサービスですが、いまはすでに「2.0」の時代になっているのはご存知ですか? そこで意外に知らない人も多い次世代サービスのETC2.0をあらためて解説いたします。

ETC2.0とは?

双方向通信による次世代サービスのこと

2003年よりスタートしたETCは、高速道路における料金支払いを自動化したことで広く普及しました。そのETCにサービスを付加したものが2014年より開始された「ETC2.0」。これまで料金支払いのみとは違い、ETC2.0では双方向通信により多くのサービスを受けることができるようになったのです。

「ETC」と「ETC2.0」の違いがコレ

従来の4倍の情報量♡DSRCで双方向通信が可能に!

出典:楽天市場【CY-ET2010D パナソニック】

従来のETCではゲートを通過するときだけの利用のため情報量が少ないVICSで補えていました。しかしETC2.0では情報量が4倍となることからITS双方向通信にバージョンアップ。ITSスポットは全国の高速道路に1,700カ所に設置され、高速大容量通信の「DSRC」が可能になりました。

それによりETC2.0では最大1,000km分の交通情報を受信できたり、カメラ画像を静止画で受信できるなど多くのサービスが受けられるようになりました。

「ETC2.0」のメリットと新サービス

従来プラスαの充実した情報提供

従来の高速道路支払いに加えて、DSRCの「渋滞情報」や「安全運転支援」、「災害時支援情報」などの受信が可能に。また今後は「経路情報を活用したサービス」や民間でのサービス提供も広く提供されていくそうです。

圏央道割引

ETC2.0の割引イメージが最も強いのが「圏央道割引」でしょう。新湘南バイパスを含む圏央道の割引を受けられます。割引の対象区間は決められていますが最大2割引きとなるため利用頻度の高い人には大きなメリットでしょう。

出典:楽天市場【CY-ET2010D パナソニック】

賢い料金(道の駅)

いまでは観光スポットになるほど人気の「道の駅」ですが、利用するには一度高速道路を降りることに……。あらためて高速道路に戻ると初乗り料金が取られるのが一般的。

しかしETC2.0では、「道の駅」を利用するために高速道路を一時退出しその後再利用した場合でも、本来の目的地への料金のまま利用することが可能になります。現在は指定された20カ所限定となりますが道の駅を気兼ねなく楽しめるのは嬉しいですね。

渋滞回避支援

ETC2.0のもうひとつのメリットが渋滞回避支援のダイナミックルートガイダンス。カーナビと連携させることで広い範囲の情報をカーナビに反映させることが可能に。いままで以上に理想的なルート案内を実現できます。

安全運転・災害時支援

走行中のリスクを素早く伝えてくれることで大幅にヘッジできるようになります。「渋滞末尾情報」や「画像情報」、「障害物情報」などでの注意喚起により危険回避を行えます。

また災害時においても、災害発生情報にあわせ「規制情報」や「避難地情報」などの提供も見逃せません。より安心安全な環境がETC2.0で構築することができるのです。

「ETC2.0」サービスを利用するには

図形情報や画像情報の活用にはカーナビとの連携を!

ETC2.0を利用するには、「ETC2.0対応機器」が必要になります。また、図形情報や画像情報等を活用する場合は、カーナビやスマートフォンとの連携させる必要があります。本体車載器をETCからETC2.0に変えただけでは受けられるサービスは限られますが、今後のカーナビやスマホとの連携を考えるなら本体車載器からの対応が必要になるのです。

自分好みの1セットをチョイス♡ETC2.0車載器

パナソニック CY-ET2010D

ケンウッド ETC-S2000

パイオニア ND-ETCS10

ETC2.0で新しい時代のサービス堪能する

出典:楽天市場【CY-ET2010D パナソニック】

いまでは常識となったETCではありますが、それがさらに使いやすく便利になった「ETC2.0」。サービスが始まって少し経ったいまだからこそ考えてみたいもの。サービスの詳細については、「ITS-TEA」の「ETC総合情報ポータルサイト」をチェックしてみてくださいね。

参考:ITS-TEA「ETC総合情報ポータルサイト」