特別な洗車日の恒例行事であるボディーコーティング。その中でも人気のコーティングといえばガラスコーティングですね。プロにお願いする人も多いとは思いますが、CP抜群なDIYでトライしてみてはいかがでしょうか。そこで自分で施行できるガラスコーティング剤のおすすめを紹介いたします。
ガラスコーティングとは?
ガラス質の被膜で覆うことコーティングのこと
相変らず人気の高いガラスコーティング。いまではポリマーコーティングと人気を二分するまでになっています。 ガラスコーティングとは、ガラス質である二酸化ケイ素を主成分としたコーティング剤のこと。固い成分であるガラス質を 塗装の表面にコーティングしキズや酸化からボディを守る役目をします。
最近では「ガラス系」と謳っているものも多くありますが、その多くがポリマーコーティング剤のことが多く、ガラスコーティングといわれるものは硬化型(硬化被膜型)となり耐久性に違いがあります。
ガラスコーティングのメリットとデメリット
メリット
ガラスコーティングの一番のメリットはなんといってもその固い被膜。さらに耐久性も高く1年から5年程度といわれています。その間固いガラス被膜がボディを守ってくれることが一番のメリットでしょう。
施工後は基本的に水洗いだけでよく、コーティング剤に合わせたメンテナンス程度でOK。一度ガラスコーティングを施工すれば手間のかからないコーティングといえるでしょう。
デメリット
ガラスコーティングのデメリットといえばその費用。専門業者に頼むと4万から10万程度の金額に……。仕上がりや耐久性を考えると費用対効果は高いのかもしれませんが一度のインパクトは結構大きですよね。
さらに施工にかかる期間もデメリットといえるでしょう。下地処理から含めると仕上がりまで5日程度が一般的。その間クルマに乗れないとなると少し考えてしまいますね。
そのため最近ではDIYでガラスコーティングする人も増えています。気の利いたコーティング剤もいろいろ発売されていますのでチェックしてみてください。

DIYで重要なことが下地処理|仕上がりを大きく左右する
1.ボディ洗車
ガラスコーティングをする前の洗車は基本ですね。水洗ではなくカーシャンプーを使用して丁寧に汚れを洗い流しましょう。
2.水垢落とし
ボディには水垢が結構付いているものです。ボディがライト系なら比較的わかりやすいのですが、ダーク系だと目立ちにくく見落としがちになってしまいます。DIYとはいっても専用のクリーナーを使い水垢を落とすことをおすすめします。
3.鉄粉除去
ガラスコーティングの重要な下地作業のひとつが鉄分除去。クルマのボディには思いのほかたくさんの鉄粉が付着しています。それらが空気や水分に反応し定着してしまうのです。そのままの状態でガラスコーティングしてしまうと、本来のコーティングの性能が発揮されないため鉄分を除去するのが一般的。
4.磨き
コンパウンド剤などを使いボディ表面を平面化させる作業。汚れの程度にもよりますが丁寧な仕上げを求めるなら意識したい下地処理のひとつですね。
5.脱脂
シャンプーなどに含まれる油分を取り除く作業。専用の脱脂剤を使い油分を取り除くことでガラスコーティングをより密着させることができるのです。いずれもクルマの状態やコーティング剤にあわせた下地処理を行ってください。
おすすめガラスコーティング剤
1.ピカピカレイン プレミアム
・3年間ノーワックスの持続力
・親水性でもなく撥水性でもない滑水性
・9H相当のガラス被膜を形成
2.リボルト プロ
・硬化型ガラスコーティング剤
・紫外線ガード
・優れた防汚性と耐久性
3. G-COAT 3Dナノストロング
・5年の耐久性
・次世代Gコーティング
・ピュアガラス被膜
手軽に愛車をガラスコーティング!!

下地さえきちんと処理しておけば自分でも施工できるガラスコーティング。プロにお任せするのもいいですが、自分でコーティングするのもクルマの楽しみのひとつ。少し敷居は高いですが、ぜひガラスコーティングにトライしてみてはいかがでしょうか。