クルマによって音質って結構違いますよね。同じ車種でも違うというのはどうも納得ができないもの。その原因は搭載しているオーディオやスピーカーの違い。とくに見落としがちなアイテムがツイーター。そこでツイーターの役割や効果をわかりやすく解説いたします。
ツイーターとは? トゥイーターそれともツィーター?
高音域専用のスピーカーユニットのこと
ツイーターとは高音域専用のスピーカーユニットのこと。スピーカーにもいくつか種類があり、低音域をメーンに奏でるのがウーハーと呼ばれ、高音域を補う専用のスピーカーがツイーターになります。呼び名も「ツイーター」であったり、「トゥイーター」や「ツィ―ター」などさまざまですが、どれも同じものを指します。
一般的なスピーカーではダメなの?
フルレンジスピーカーの賄えない音域をカバー
一般的にはすべての音域をカバーするフルレンジスピーカーが搭載されています。しかし音域の狭いフルレンジスピーカーだと豊かな再現ができないのです。そこで、ウーハーやツイーターを搭載することで音域を広げ理想的な音を再現するのです。聞くカテゴリーによりセレクトも変わってきますが、そこがカーオーディオの楽しいところでもありますね。

いろいろあるツイーターの取り付け方
両面テープで気軽に取り付け
ツイーターの取り付け方も多種多様で、予算を考えなければ純正レベルのクオリティで仕上げられますが少し敷居が高くなります。そのため気軽にツイーターを搭載するなら両面テープでの取り付けがおすすめです。
取り付け高さは目線が基本
ツイーターの取り付け位置にもさまざまな意見がありますが、多くは耳の高さが最適といわれています。そのため耳の位置を基準に取り付けられる場所を探してみましょう。また取り付け位置に悩んでいるならば、純正品やメーカーオプションの取り付け位置を参考にしてみてくださいね。
取り付ける奥行きや角度を決める
高音域を奏でるツイーターは取り付ける奥行きや角度よる変化が大きいといわれています。しかし車内空間で反射も変わるため一概に決められないのが現状です。そのため仮置きをして、実際に音を奏でながら調整することをおすすめします。自分で施工するなら限界はありますが、ツイーターの有無による違い感じられるはず。
より良い音を求めてサウンドカスタマイズする
1.パイオニア TS-T440
2.クラリオン SRH217
3.ケンウッド KFC-ST1003
4.ケンウッド KFC-ST01
足りない高音域を補うツイーターで好みのサウンドに!

ベースとなるスピーカーユニットに少し物足りなさを感じたら、ツイーターをチェックしてみてください。正面から高音を奏でてくれるツイーターは、いままでとは違う世界を体験させてくれるかも。いろいろなクルマの音を比べてみると自分の好み見えてきますよ。クルマを楽しむ重要なツールとしてスピーカーを意識してみてくださいね。