ガソリンスタンドでたまに聞かれる空気圧チェック。頼んでみたものの空気圧を聞かれると戸惑うことも……。感覚的に答えているならそれって危険なことかもしれません。そこでタイヤの適正空気圧の目安について詳しく紹介いたします。

適正なタイヤ空気圧の見方|指定空気圧をチェック

空気圧の適正はドア開口部に記載がある

一般的な乗用車であれば、車検証及びドア開口部に適正空気圧が記載されています。純正で搭載されているタイヤサイズに対する適正空気圧と、最近では少なくなってきているスペアタイヤの空気圧が記載されています。

ここで注意するべきポイントが、空気圧は前後で違う車種があるということ。タイヤサイズやブランドが同じものであってもクルマによって適正空気圧は変わってきます。また、乗車人数により変わってもくることを覚えておきましょう。
1人での運転が多いのか、4人で利用することが多いのかにもより空気圧は変わってきますので、きちんと指定された空気圧を入れるようにしましょう。

POINT

クルマによっても乗員数によっても変わってくる空気圧

【低め】低空気圧で起こり得るトラブル

ショルダー部の摩耗

空気圧が低すぎるとタイヤが本来の膨らみを持てず、ショルダー部の異常摩耗が考えられます。中心部に気圧が保てずショルダー部が必要以上に摩耗してしまうのです。

ひび割れやキズなどによるバースト

不必要な負担が増えると「ひび割れ」や「キズ」などの原因になり、バーストさえ起こり得ます。タイヤに異常を感じたら早めの検査を行いましょう。

燃費の悪化

空気が不足すると摩擦抵抗が増えるもの。それにより、本来の燃費が確保できず悪化することが考えられます。

【高め】高空気圧のトラブルと症状

センター部の摩耗

高すぎる空気圧で必要以上に膨らみ、タイヤのセンター部の摩擦が増え摩耗してしまいます。

キズなどによるバースト

空気圧が低すぎる場合と同様に、偏った摩耗によりひび割れや傷などの原因となり、バーストすることも考えられます。

乗り心地の悪化やグリップ力の低下

空気圧が高すぎるとタイヤが必要以上に張り乗り心地が悪くなります。いままで聞こえていなかったノイズが聞こえてくるようになることも。同時にグリップ力が低下しスリップの原因にもなるでしょう。

POINT

タイヤの空気圧は低すぎず高すぎず
指定された空気圧が理想的

出典:pixabay

空気圧チェックの理想的な間隔は?

1ヵ月に1回を心掛けましょう

タイヤの空気は走行していることで少しづつ減ってしまいます。また、気温の高い夏場と気温の低い冬場では空気の膨張率が違ってくるため、マメなチェックをおこないましょう。クルマを支える重要なパーツであるタイヤだけに、できれば1ヵ月に1回を心掛け、定期的なメンテナンスを行ってくださいね。

【単位】空気圧の読み方を理解する!

空気圧の読み方は 「kPa」「kgf」 の2種類

国産車の場合、空気圧の表記は大きく分けて二つ存在します。ひとつが「kPa」、もうひとつが「kgf/cm2」。「kPa(キロパスカル)」はSIといわれる国際単位に基づく単位で、「kgf/cm2(キログラムフォース) 」はその単位が用いられる以前の単位になります。基本的にはどちらも並べて記載されていますので、どちらでも問題ありません。

POINT

タイヤサイズを変えているならメーカーに確認する

自分で簡単!空気圧の計り方と入れ方

空気圧はゲージ付きエアポンプが一般的

空気圧を確認するには、スタンドなどにあるゲージ付きエアポンプが便利。エアポンプの先端にあるエアチェックをタイヤのバルブに挿し込み空気を測定します。ゲージに表示された空気圧が現在の空気圧。

空気圧が足りないようであれば、エアポンプ本体に搭載されていう「+」ボタンで補充。多ければ「-」ボタンで抜き取ります。タンクには圧縮された空気が補填されていますので、その圧力で空気調整ができる仕組みになっています。

無料で出来る空気圧チェック|行きつけを決める

同じエアポンプでの計測が理想的

基本的には空気だけの補充なら多くの場合無料で行ってくれます。最近よくあるセルフのガソリンスタンドでは、自分で好きに使えるものが用意されいるところが増えていますので、経験のない人は自分でやってみましょう。

できれば行きつけを決め、同じエアポンプで計測すると安定した測定ができると思います。空気の減り方や時期を見極めるにもいいかもしれませんね。

高い空気圧のトレンドは指定空気圧のこと!

出典:pixabay

最近の傾向としてタイヤの空気圧が高くなっているというニュースを耳にしますが、これはあくまで指定空気圧のトレンドの話。より燃費を重視され指定空気圧そのものが高くなっているということですので、指定以上に入れないように気をつけてくださいね。定期的な点検で安心したカーライフを送りましょう。